お給料など、月々の処遇はとても良いイメージな工業勤務。
では、退職金は?福利厚生は?
働く上で大切なこと、調べておきました。
工場勤務の退職金について
退職金は、勤続年数により大きく変わります。
勤続3年未満の場合には”支給ナシ”の会社が非常に多いため、勤務年数が短い方で退職を希望している場合、退職の時期はしっかりと考えた方がいいでしょう。
気になる支給額は、3年を超えると月給の1ヶ月分。それ以降、5年を超えると1年毎にプラス1ヶ月分となる会社が多いようです。
ただし、退職金は、実は、法律で定められた制度ではありません。会社が独自に行っている制度です。
つまり、全く無かったとしても違法ではないのです。また、問題を起こして退職する場合には大幅減額する、というような裁量も会社にあります。
より多く気持ちよく退職金をもらうために、辞めてしまえば関係無い……という考えは持たず、円満退社を心がけたいものです。
工場勤務の福利厚生について
福利厚生とは、会社が社員に対して行うサポート制度のこと。
社会保険など、法定福利に分類される部分については法律で規制されていますが、社員寮やレジャー施設の割引利用など法定外福利と呼ばれる部分は、すべて会社が独自に設けている制度。そのため、福利厚生の内容には、会社の個性が大きく現れています。
自分の生活にメリットのある福利厚生で会社を選ぶ。そんな仕事の選び方をしてみてもいいかもしれません。
ちなみに、福利厚生は、その会社に直接雇用されている者が受けられる制度となりますので、正社員や契約社員、バイトスタッフは受けられますが、派遣社員で勤務する場合は受けることができません。注意しましょう。(派遣社員は、登録している派遣会社の福利厚生を受けることができます。)
さて、以上、一般的な退職金と福利厚生の有り方について書いてきましたが、これはあくまでも一般的な内容であり、確定ではありません。
会社毎に規定が変わるため、お仕事される場合には、事前確認をお忘れなく!